生活の切れ端

ベッドにもたれながら窓の外の空が透明なブルーから紺色に変わっていくのを眺める時間がないとわたしはきっと駄目になる。みんなにとっては何てことのないような些細な 人参の端っことか シーツのしわとか ぼろぼろのタオルケットみたいな生活の切れ端が わたしにとってはとてつもなく意味をもつものだから どうか捨てないで奪わないで そっとしておいて下さい。