銀色夏生に恋して2

昨日の夜はどうやら君の腕にきつくしがみついて寝ていたみたい

そんなことしなくたってどこにもいかないのに、
と笑った君をぼんやりと見つめる。

ときどき君のことが本当に好きかどうか分からなくなる

君がわたしのことを本当に好きかどうか分からなくなる

もし君が明日の朝家を出たっきり帰ってこなかったら、君とわたしを繋ぐものなんてラインくらいしかないし
それも意味をなさなくなって時間が経てば 他の思い出たちと重なってぐちゃぐちゃになり 境目なんてものはなくなってきっとぜんぶ思い出せなくなるのだろう。

そんなことを考えながら 隣にあった腕をとりあえずぎゅっと握ってみた、特に深い意味なんてないよ。
気がついたら夢の中だった どんな夢かは覚えてないんだけどね。