銀色夏生に恋して

この間入ったカフェで
君が美味しいといってたべていたバナナブレッド 
自分で作ってみたけど
あのお店のような繊細な味とは程遠くて 
ぐしゃぐしゃのバナナの粒だらけのそれを
半ばやけになって頬張り 
こんなにどうでもよいことなのに
何故か泣けてきてしまう
午前0時のミッドナイト・クッキング 
翌朝胃もたれで起きて
またうんざりするような朝を迎える 
残りはぜんぶ捨ててしまおう、
代わりにあの洋菓子店で
美味しいケーキを買っていこう
寝ぼけなまこの頭で考える